大往生

▼いつものように携帯のアラームが鳴ってるなもう朝か〜とぐずぐずし、アラームを止めようと画面を見たら、母からの着信。
朝早くに実家から電話なんて良い知らせではないことは確かです。一瞬で目が覚めたものの電話は留守電に切り替わったあと。
8〜9割方祖母か、そうでなかったときも怖い、などと考えをめぐらせながら留守電を聞くと、やはり祖母が亡くなったとのこと。
聞き終わるや否や仕事スケジュールをチェックして驚いたのは、今日でさばくものをさばけば、2日休みがとれるということ。
こんな日程、1年にそうありません。

▼電話をかけ直し、
大事をとって入院中だった病院で、夜中1時の看護師さんの巡回には普通に受け応えした祖母が、2時半に見たときには心肺停止だったこと、
安らかな、眠るような死に顔だったこと、
今日が仮通夜、明日が通夜、明後日が葬儀ということを聞き。
母親は「仕事があるだろうし、無理に帰ってこなくていいよ」と言ったものの「奇跡的に帰れる」と言うと
「よかった、猫の手よりはましだろうからそれは助かる」
とのこと。
プレッシャーをかけられたので、猫よりは役に立たねばならなくなったようです。