謎解きはオクトーバーフェストのあとで

▼本日の日記には、映画「謎解きはディナーのあとで」のネタばれが含まれます。

▼今日は日比谷でオクトーバーフェストということで、昼過ぎまでのんびりして、おやつの時間も過ぎたころに日比谷公園へ。
まだ夕食時には早いのに、公園は人でいっぱいです。
金曜夜に来たときのような30分待ちの行列や、椅子はもちろん階段すら座るスペースがないといったような混雑はありませんが、広場にピクニックシートの客もたくさんいる中、会場奥までいかないと空席は無い状態。
昨年、平日の昼間に有休をとって帝国劇場に観劇に来たついでに、マチネ前にオクトーバーフェストで昼食をとるという暴挙に出た際に、小雨が時折ぱらつく平日の12時にこんなに客がいるのかと(自分を棚に上げて)驚いたのですが、日本人ってこんなにビール好きだったのかしら。

▼広場奥に席をとって、ビールとたーっぷりのお肉(幸せ♪)をおつまみに、昼間っから屋外ビールを楽しむ。
ビールもアイスバインもソーセージもとにかく美味しかったのですが、時間制約もあってアイスバインを残すことになったのはちょっと申し訳なかったです。
なんで入らなかったんだろうと思ったら私、お昼にロースかつ定食をがっつり食べてその4時間後くらいでした。はい。

▼ばたばたと移動して、文字通りディナーのあとで、映画「謎解きはディナーのあとで」を観る。
どうせ鹿賀さん目当てだろうという声が聞こえそうですし否定はしませんが、それでもこれだけキャストが揃えば、鹿賀船長以外も楽しみです。

▼映画公開直前に(天空の城ラピュタの裏で)TV放送された2時間ドラマ「風祭警部の事件簿」からつながる「Kライオン」も絡みながら、豪華キャストがざくざく贅沢に登場。
単純に(論理無視の)「犯人当て」で言えば、要潤(シェフの格好をしているとうぬぼれ刑事のうぬぼれ5にしか見えない)が出てきて人物相関図が埋まったあたりで想像がつきますが、まぁそこは置いといて。
キャストの使い方からして、映画を面白くしようとはしているけど、犯人当てを難しくしようというのはあんまり無かったみたいだし(当たり前か)、
そもそも「謎解き」要素は、フーダニットというよりもハウダニットホワイダニット寄りだったし。

▼そういえば、映画公開前後に放送されたメイキング番組中で、流暢な英語でエキストラに撮影主旨を説明していた中村雅俊さんが作中では英語ではなく広東語をがんばり、鹿賀さんが英語をがんばるということになっていたような。
だったらキャストを逆にすればいいかというとそうでもないし。中村さんは船長できるだろうけど、鹿賀さんは完全に当主キャラで、執事キャラではないもんなぁ。
毒舌執事ならまだしも、健気な悲劇の執事は似合わなそう。

▼そこまで船長の大量出演は期待していませんでしたが、最後の3人組の企みがあれだったのなら、エンディングテロップの裏ででも船長をもう1回出して喜んだり泣いたりみたいなのがあってもよかったのに〜と思いつつ。
まぁ船長姿も見られたし英語がんばってるのも聴けたし、満足しきれなかった分は10月に出航する豪華客船に紛れ込む神父のふりをしたギャング様に埋めてもらうことにします。

▼美味しくて楽しい夕食と、見たかった映画、そして夜はF1予選を見て、ふふ、満足満足♪
素敵な土曜日でした。