母校訪問

▼入社して以来、初めて平日に宮崎にいることになったので、母校へ。
ほとんど絡んだことのない事務室の先生がフルネームでこちらを記憶していたことに驚き感謝しつつ、訪問者帳の
「卒業生」「営業」「面談」の欄はすべてに○をつけておけとからかわれつつ。

▼卒業して12年たっても知っている先生がこれだけ残っているのはありがたいと思いつつ。
高3のときの担任の先生がもうおやめになっていたのは残念でしたが、70歳を過ぎても現役の先生も何人か。
そのうちの1人、フランス語の通訳資格ももっている先生は、現在セネガルからのバスケットボール留学生とのコミュニケーション要因として大活躍とのことで。

▼とにかく顔見知りの先生に笑顔で名刺を渡し、「30歳になりました〜」と衝撃を与えつつ、全3つの職員室めぐり。
自分がつくった教材を含め、いくつか入っている教材にお礼を言い、他の教材をアピールして…
いやいや、営業ではないです、卒業生が現在こんな仕事してますと言いながら歩いているだけです。
とは言え、東京でこんなことやったら追い返されるらしいので、30過ぎて学校に来る卒業生を物珍しがって温かく受け入れてくれる学校側に感謝感謝。
しかもみんな名前を覚えてくれています。司書の先生もお元気そうで何よりと図書室でお話していると、
小学1年生の集団が目の前に。
おおおおお、そうだったこれが噂の小学生か新鮮新鮮。
先生のお子さんや、1期生のお子さんもいるそうで。

▼「帰りは駅までタクシーで」と言ったら、司書の先生と若き教頭、創設者の一族であるお2人が「小学校のスクールバスがもうすぐ出るからそれに乗って帰りなさい」と。
知らない小学生の中に1時間も乗って帰るなんて耐えられないと固辞するも、気づいたら小学部の校長に内線中。もう逃げられません。
「実習生のひとですか〜」と視線を浴び、「違うよ〜。お仕事してるけどお休みだから遊びに来たんだよ〜」としどろもどろで返しながら帰路。