宮崎は落ち着くなぁ

▼母校を訪問した以外の宮崎ライフは、実家ならではの美味しいものをたっぷり食べて、基本的にはごろごろのんびり。

▼そんな中、自然条件に左右されるイベントプランを珍しく立てたもので、天気予報を1時間置きに更新する勢いで天気とにらめっこ。
晴れを願うも、結果は曇り。
雨なら諦めるだけですが、曇りだと何かの拍子に晴れないかと願ってしまうのが人情です。
食い入るように雲を見つめながら念ずること数十分、もはや怨念に近づきつつあった執念が天に通じ、雲の切れ間が。
一転、感謝と喜びの舞いを舞いながらイベントを楽しむ。わーい。

▼翌日も嬉しいくらいの晴れ。見渡す限りの綺麗な青い海と水平線と空。
これぞ宮崎の海です。
港町育ちのくせに刺身が食べられない人間ですが、それでも家から30秒で海という環境で育ったので、海は好きですし落ち着きます。
上京したてのころは、凹んだり悩んだりすると横浜へ1人で海を見に行っていたくらいです。
風も気持ちいいし、日向夏ソフトクリームもマンゴーソフトクリームも美味しいし、幸せ〜♪

▼とにかくお前はさっきから美味しいしか言ってないじゃないかという話ですが。
そういやiPodに「恋におちて-Fall in Love-」(小林明子)が入っていると言ったら
「世代を超えて暗い歌が好きなのか」と驚かれ。

確かにリアルタイムではないですが、名曲ですし、
まぁ英語詞の部分を気にしなければ、そんなに暗い歌じゃないですよ〜、はっはっはっ。
日本語詞の部分だけ読めば、なかなか会えない大好きな人を想う歌じゃないですか〜。

宮崎空港も飛行機も、思ったほどの混雑はなく。
入社してからお盆とお正月の帰省がほとんどだったので、こんなに過ごしやすい気候も、並ばない手荷物検査場も久しぶり。
ちょっと時間があったので、宮崎空港に行くようになって20数年にして初めてビューラウンジへ。
神話の里にちなんだというノンアルコールカクテルの「マイスロード」を注文(mythで「ミス」じゃないのかと気になりましたが、英語は苦手なのでよくわかりません。カタカナにしたときに字面か)。
クラッシュドアイスが入ったタイプのカクテルにストローが2本ついてくる理由を実感するカクテルでした。
メニュー写真では2本ささってるし、もう1本ちゃんとください〜と思いながら格闘していると、スプーンが出てきました。なんか違いませんか。
他にも、「Mの国みやざき」というスベって消えた感のあるキャッチフレーズ(ググっても全くヒットしないのでやる気がなくなったか黒歴史)にちなんだと思われる「レディーM」というカクテルもありました。

▼後ろ髪を引かれつつ帰京。東京が好きなのは言うまでもないのですが。
羽田に着くと、同じ便に乗っていた若いお父さんが、
「オレ、もうこっちの空気のほうが落ち着くようになってしまった。この空気吸うと『これで何かあっても会社行ける』って安心するもん」という
やや心配な発言。
そう言われて意識すると、自分は東京の空気を吸うとちょっとだけ背筋が伸びるというか、宮崎でゆるーんとリラックスしていたものが少し引き締まる気がします。
こっちでは1人で、自分で生きていかなきゃというと大げさですが、宮崎にいる間はやはり子ども気分に戻っているところがあるのかなと。

▼帰宅してごはんを食べたら崩れ落ちるように就寝。
次の連休までの3日間は、仕事山積みです。