島薗先生を囲む会

▼「島薗先生を囲む会」は、本郷の山上会館にて、18時半にスタート。
「実は3人いる」と言われるくらい精力的に活動されている先生ですし(3人でも足りないのではと言われた時期もある)、
学生の面倒見がおそろしく良いし(その忙しさの中、論文を読んでもらうようお願いしたらものすごい早さで返事がくるらしい)
留学生も積極的に受け入れているし、
ともろもろで、大同窓会状態。

▼大御所たちが次々と登壇して島薗先生に言葉を贈っていましたが、やはり最大インパクトは鎌田先生でしょうか。
安定の緑ずくめの衣装で登場し、岩笛を吹き、ほら貝を吹いて新たな門出をお祝いしていました。
さすが神道ソングライター。

▼いろいろな方々の話を聞きましたが、その後鶴岡先生の挨拶を聞いて、やっぱり上手いなぁと同期とともに感心。
のほほんと話しているようで、まとまっているし、面白いし、聴き入ってしまう。
島薗先生の講義をちゃんと聴いたのは、今日が初めてということでした。


▼スライドショーで振り返る先生の経歴は、結婚式みたいでしたがとても面白かった。
一瞬映った研究室旅行時の自分にもびっくりしながら。
東大にいらっしゃる前の、めちゃくちゃ若い(可愛い)島薗先生の写真もあったし、これ先生に内緒で見つけて集めてつくるの大変だっただろうなぁ。
先生の隣で一緒に見ている女性が奥様だと気づいたのは、半分が過ぎたころ。
おお、これが噂の愛妻か〜。拝見できてちょっと嬉しい。

▼最後は島薗先生の挨拶。
昨日、別の大学の講義の関係で「楢山節考」を読んでいて、その中で老母が
「雪の前の夜に私を山に捨ててきなさい、そうすれば帰りたくても帰れないから」
というシーンを読んでいたら今日の大雪の予報を聞いて、これはもう私が山からここに帰ってこれないように降るんじゃないかと思っていたけど、
そんなに雪も降らなかったし、これはまた山から時々帰ってきてもいいことなのかなと思って、時々山から帰ってこさせてもらうかもしれません。」
とのこと。

▼最後に無理やり全員で記念写真を撮って、お開き。
二次会もあったようですが、私はここで退散。
まぁでも久しぶりの本郷、久しぶりの講義、久しぶりの顔で、ちょっと気分も昔に戻り、楽しかったです。
見慣れない門ができていたり、お店が変わっていたりしてましたが、やっぱり本郷はいいなぁ。
ちょいちょい来たいな。