舞台の話

▼最近、J・デップの映画「スウィーニー・トッド」が話題ですが、
市村正親×大竹しのぶスウィーニー・トッド(昨年日生劇場にて上演)の方が
役者の迫力というか、怖さで勝っている気がします。
あ、四半世紀前には、松本幸四郎×鳳蘭×市原悦子でやってる。これも結構すごいなぁ。

▼大好きなミュージカル「ペテン師と詐欺師」の東京公演は、今日が千秋楽。
ブロードウェイ版のCDは入手したけど、日本キャスト版のCDは発売されていないし、
鹿賀ローレンスとはこれでお別れのようです。
地方公演は残ってるとはいえ、さすがに行く現実味は薄そうだし。
…多少違法でも、やっぱり録音しておけばよかった。
あ〜、ローレンス〜。シュフハウゼ〜ン〜。

▼次の鹿賀さんの舞台は、チェーホフの「かもめ」
鹿賀さんのトリゴーリンはなかなか似合うと思うのですが、
藤原竜也のトレープレフがはまりすぎな気が。やっぱり最後は狂う役だし。
まぁ、観てみないとわからないですが、楽しみです。

▼そしてその次が、「ラ・カージュ・オ・フォール」
岡田真澄×市村正親でずっとやっていたミュージカルを引き継いで、
鹿賀丈史×市村正親でやるわけですが、
ペテ詐欺路線を突っ走っているというか、今度は相棒を通り越して夫婦(!)ですし。

公演は来年の1月なんで、まだまだ先の話ですが、これはまた「かもめ」とは反対路線で楽しみ。

…昨年の宮本輝の「錦繍」から、演じる役の落差がジェットコースター並だなぁ。
役者だから当たり前だし、市村さんもだけど。