早い

▼もう12月になって一週間です。早い。
ゼミの発表まであと一週間を切りました。早い。ありえない。
ということで、今度の月曜まで英語文献と格闘の予定。

▼そう言いながらも、今日は展示論の課外授業で上野動物園へ。
実は上野動物園へ行ったのはこれが初めてです。
園長さんのお話を聞く前に自由時間があって、友人と3人で見てまわったのですが、「動物何が好き?」と聞かれてはたと困りました。
興味が無いわけではないのですが、特にこだわりがないのです。(犬派か猫派かという質問もよく聞きますが、どちらも同じくらい好きで、どっちということはない)
予想より大きなカピバラやバクに驚いたり、サル山のサルが宮崎出身と知ってやはり幸島だろうかと考えたり、触れあいコーナーで隙を見て友人のパンフレットを食べてしまったヤギを見て本当に紙を食べるんだと感心したりした後、集合場所のオオアリクイの前へ。

オオアリクイは1日に3万匹の蟻を食べるんだそうです。
とてもそんな量は確保できないことと、餌を食べるときの苦労(?)を忘れないようにとのことで、
どんな餌をあげているか、どんなあげ方をしているかという話を聞いて、実際に見学。
細くて長い舌でしゅるしゅると食べるのですが、蛇やミミズの苦手な子は直視できなかったようです。

▼その後、上野動物園について園長さん(飼育係から園長になったのはこの方が初めてだそうです)のお話。
担ってきた役割とその変化、今後のことなどについておもしろい話がたくさんあったのですが、印象に残っているのは、ペンギンの飼育を可能にしたのは水虫の薬だったとか、そんな話。我ながらひどい。
過去の入場者数の推移を示すグラフや、世界各地の動物園の面積、飼育種数あたりの入場者数を比較した表を見せて、「700万人入ってたころ(パンダブーム)の方が異常なんだ。他の国の動物園でこんなに入ってるとこはないんだ」と頑張ってる園長さんを見て、大変なんだろうなぁと。
旭山に抜かれたこともあって、最盛期の半分とかマスコミに叩かれて、苦労してるようです。
こんな話をちゃんとして、旭山との違いを説明しても、マスコミはそこはちゃんと聞いてくれないと嘆いてらっしゃいました。
今回の話も、講義用に90分でまとめた話をパワーポイントを使って話してて、かなり話慣れてましたし。

▼さてと、ではそろそろ英語読みます…