宗教学研究室旅行・1日目(夜)

▼宿泊するのは、渋温泉という温泉町の旅館。入り組んだ路地を入っていったところの小さな旅館を貸切です。部屋の名前は統一性がなく、牧水、一茶、象山、白樺、暁、泥舟…。私と、同級生の宮崎出身の女の子は、他の3年の女の子と一緒に縁あって牧水へ。

▼夕食の時間は、上から下まで自己紹介。
浄土真宗の僧籍を持っています。趣味はケーキ作りです。」
「浄土宗の僧籍を持っています。広告会社に勤務していました。」
「パイプオルガンを弾けます。結婚式で弾くバイトしてます。」
「ひちりきを吹けます。神前結婚式で吹くバイトしてます。」
いろんな人がいます。

▼夕食後、宴会が始まるまではお風呂の時間。同じ部屋の子と4人で露天風呂へ。小さいけど、とても気持ちよかったです。バスに7時間弱揺られた甲斐があったというものです。

▼宴会。いろんな先生を囲んで、それぞれまったりと飲みます。
「君、将来はどうするとか考えてる?」「主夫になろうかと。」「そうかー、それは頑張ってよいお嫁さん見つけないとね。」
教授と学生の会話。世界をタロット占いをして回ってる卒業生や、板前になるため修行中の卒業生がいる宗教学の教授は、何を聞いても驚きません。流石です。
お酒はカンパ制だったのですが、1本、めちゃくちゃ良い日本酒が。負けないくらい高級なワインもあったらしいのですが、それには見向きもせずこの日本酒を。ほんとに酒か、っていう位、飲みやすくてとってもおいしくて、最初の一口を飲んだ瞬間、思わずビンごと鞄に入れて持って帰ろうかと思ったくらいでした。
新しく仲良くなりたいなー、と思っていた教授がいつの間にか部屋へ帰っていたので、現時点で一番仲良くしていただいている教授のコロニーへ。のほほんとお喋り。

▼午前3時、一人でやたら飲んで盛り上がっていた院生の女性の方がダウン。他の女性の院生の方がみんなで介抱して、学部生&男性は追い払われます。とりあえずその場は任せて、残りは別の部屋で、となったのですが、気がつくと女は私一人。(TQCではないし)さすがに気がひけたので、眠くも酔ってもいないのですが、渋々退散。そのまま寝るのももったいなかったので、一人温泉へ。いつでも温泉に入れるって素晴らしい。1時間くらいのんびりして、部屋へ。午前4時半、就寝。寝られるとは思わなかった。