宗教学研究室旅行・2日目

▼7時半に起床。朝ご飯は8時から。書き忘れていましたが、料理は豪華で、布団も気がついたらひいてあって、しまってありました。こんな旅館に泊まることができるとは思ってもみなかったです。

▼10時の出発までは部屋でごろごろ。天気は予報に反して見事な快晴です。定刻に出発したバスは問題なく軽井沢へ。

▼昨日の仇をうつかのように、1時間早く軽井沢追分教会に到着。寒い。避暑地を肌で感じました。思ったより小さくて、でもとても雰囲気の良い教会でした。目玉は立派なパイプオルガン。最初に案内してくれた神父さんは設立者の息子さんだそうで、「パイプオルガンの説明は父から。」
そう言って彼が連れて来たのは、92歳の老神父さん。でも現役というのは嘘ではないようで、前に立ったらスイッチが入ったかのようにはきはきと話し始めました。
「日本では、礼拝の後の説教が長いと人が来なくなるから、せいぜい10〜15分しかしないですが、ドイツでは1時間近くやるのが普通なのです。」
と言った老神父さんはドイツ流のようでした。バッハとルターについて、熱く語る語る。その後、パイプオルガンの演奏を聞いて、お礼を言って出発。

▼昨年度は5つ6つ宗教施設を回ったそうですが、今年はこれで全行程終了。後は東京へ帰るだけです。

▼お昼は途中のドライブインで。昨日の上を行く高値に、みんな唖然。教授陣以外はしばらくためらいましたが、周りは深い霧が立ち込めるだけで何もなく、後はノンストップなので渋々妥協。お土産を買って、バスへ。

▼ぐっすり眠って、目が覚めたら東京&土砂降り。びっくり。車内解散をして帰りました。大学に着いたころはだいぶ小降りになっていたので良かったのですが。なんだかんだでとても楽しかったです。長い日記におつきあいいただいてありがとうございました。