宗教学研究室旅行・1日目(昼)

▼朝、8:15に本郷集合。早起きは久しぶり。30分には予定通りに出発。バスのフロントには「東京大学宗教学研究室御一行様」のカードが。傍から見ると仰々しいというか何というか。

▼今回の旅行で仲良くなりたいと思っていた島薗先生は、用事があるため日帰りで参加。ちょっと残念でしたが、その代わり、行きのバスで近くの先輩とサッカーの話をするために移動してきた先生と1時間弱お話できました。サークルの話と宮崎の話。これで顔と名前とは覚えていただけたでしょう、たぶん。

▼最初の目的地は氷川神社。大宮にある、武蔵国一宮の(要するに、たぶん一番有名な)氷川神社です。バスは一路氷川神社へ進んでいくのですが、程度の差はあれ、だんだん、全員何だか様子がおかしいことに気がつき始めます。周りはのどかな田園地帯。バスの中はざわざわざわ。幹事さんは運転手さんとひそひそひそ。振り返った幹事さん、マイクを手に「日本に『氷川神社』は数百社ありまして…」
要するに、運転手さんが会社から渡された地図が、同じ埼玉県の氷川神社違いのものだったわけで。Uターン。まさかこんなことがあるとは思っていなかったことと、バスの中が盛り上がったのとが裏目に。

▼1時間30分押しで、大宮の氷川神社に到着。待ちかねていた神主さんに連れられて、神前へ。祝詞をあげてもらって、みんなで正式参拝です。その後、10分くらい境内で写真を撮ったりしてバスへ。申し訳ないくらいのスピード参拝でした。謝りつつ、バスは高速に乗り長野へ。

▼予定のパーキングエリアに着くまで、お昼ご飯もお預け。「お腹空いたー」と、つぶやきつつ、みんな氷川神社からいただいたキャンディで飢えをしのぎます。ありがたや。パーキングエリアのお昼ご飯は、ちょっと高いですが仕方ない。遅れを取り戻すべく、昼食時間も短めにして、こわいくらいのスピードでバスは一路善光寺へと向かいます。

善光寺到着。かなり遅れは取り戻したものの、「お戒壇めぐり」はもう終わっていてできませんでした。その代わり、周囲を一時間ほど散策。むじなが人間に化けて参詣したときに建立したという燈篭を見たり、回すと輪廻から解脱できる(!?)石の輪を回したり、周囲のお土産屋さんで林檎をかぶったキティやドラえもんが大量に増殖しているのを見たり。プリッツパイの実も、林檎、林檎。ガードレールも林檎。その後、バスは宿屋へ。