姉と2人ディズニーランド

▼お正月、実家へ帰省中に、上の姉が下の姉に「やりたいことはないのか、夢はないのか」と尋ねる。
下の姉「誕生日にディズニーランドに行って、ドナルドと誕生日を祝いあうのが長年の夢。」
上の姉・私「そんなものその気になれば今年の6月にでも叶えられるだろう!!」
下の姉「えー、1人で行くのやだし…(森の主)ちゃん一緒に行こう?」
上の姉・私「なぜそこで妹で手を打とうとする、彼氏をつくろうという意気込みはないのか!!」
結局諦めていたらしいのですが、突然2週間前になって「やっぱり行く!」と一念発起したらしく。
行動力ゼロの下の姉にしてはずいぶんとがんばったものです。
予告通り白羽の矢が立ち、ご一緒することに。
チケット代とランドホテル代は姉持ちなので、こちらが文句言う筋合いはないのですが。
ただ、最初に約束した時は土日と思っていたのですが、姉の旅程は日月と知ってちょっとびっくり。月曜はディズニーランドから出社かぁ。

▼日曜のお昼に姉と合流し、チケットブースで姉が誕生日であることを告げ、もらったバースデーシールをぺたりと姉に貼って、いざランドへ。

▼バースデーシールを貼っていると、キャストのみなさんがいろいろな反応をしてくれるのは面白かった。全然気づかない人もいれば、よく今のすれ違い様で気づいたなっていう人もいたし、白雪姫のアトラクションの入り口の人は「誕生日プレゼントに毒入りりんごをもらわないように気をつけてくださいね!」と送り出し。

ホーンテッドマンションが、機材トラブルにより運転停止中と言われたときは焦りましたが、結局それも帰るまでには乗れたし、パレードも開始後に流れ込んだ割にはよい場所から見られたし、全体的に上手く回れた感じか。
日曜午後は客が少ないと油断していたら、夕方から入れるパスポートで一気に人出が増えたのが計算外ではありました。

▼それでも回りながら
姉「どうも魔法にかかりきれていない。なぜだろう。」
私「そんなもの、姉妹2人で回っている以上限界があるでしょう」
姉「だって(上の姉)と来た時はすごく楽しかったよ?」
私「高3と高1女子高生姉妹の初上京・初ディズニーランドと、40代・30代の姉妹の何回目かのディズニーランドのテンションが同じわけがあるかい」

▼そんな姉ですが、翌朝、ランド内で2人で朝食をとっているとドナルドと会えたこと、私の出社後に1人でランドをうろうろしていてドナルドと再会し、一緒に写真を撮ってもらえたことで、魔法にかかってご満足いただけたようでよかった。
私は1人、9時半にランドを出、キャストのお兄さんが再入場スタンプを手に押してくれるのを寂しく断り、人の流れに1人逆流して舞浜駅へ。
いざ、現実世界。