旅行その1

▼今週末は、研究室の同期と1泊2日のドライブ旅行です。
集合場所に現れたのは、真っ赤なアルファロメオともう1台(大変申し訳ないですがこんな扱いになっていました)
外資系勤務、25歳までは貯金しない、料理好きで基本自炊という彼が中古で買ったロメオ君は200万とのこと。
(驚きのあまり「中古で200万!」を連呼して、人としての浅さを露呈してしまいました)
誰がどの車に乗るかで大騒ぎした後、みなで目指すは同期の1人が勤める鹿嶋の住○金属の工場。
今日はそこで年に1度の「すみきんさくらまつり」なのです。

潮来ドライブインで昼食後、併設の足湯や卓球スペースへ。
1台1時間100円の台でダブルスをして、1人当たり25円とは思えないほど楽しみました。
「目が『殺す』くらいの勢いで本気になってた」と言われてしまいましたが。

▼昼過ぎにようやく工場に到着。みんなはいろいろ珍しがっていましたが、
私の目には全てが旭化成に見えて仕方がない。
そしていよいよメインイベント、工場見学ツアーです。

▼同期が確保してくれていたチケットを持ってバスに乗り込むと、「スカート禁止」と1人ジャージを渡されて下車。
上下黒のジャージ、茶髪、童顔で改めてバスに乗り込むと、みな口をそろえて
「田舎のヤンキーにしか見えない」
加えて全員着用の軍手をはめ、ヘルメットを小脇に抱えれば、そりゃ原付に乗ってきた田舎の高校生ヤンキーです。
同「ねぇねぇヤンキー、どこから来たの? 豪徳寺?」
私「宮崎。」
同「そりゃ本物だわ」

▼工場は予想以上の迫力で、今回の旅の幹事でもある住○金属の同期をみなでベタぼめ。
今回見たのは熱い鉄を薄く加工していく工場でしたが、希望して申し込めば全ての工場が見学可能とのこと。
同「この工場の前の、鉄を溶かしてる工場も面白いから見せたかったんだけどねー」
私「見たい! あの真っ赤などろどろの見たい!」
人が1人くらい落ちても「今日は炭素がちょっと多いな」くらいですむんじゃないかという規模らしく、あー見てみたい。
みんなすっかり気に入って、「粗バーが」「スラブが」「あれで1600℃とは」と無駄にいい記憶力でしっかり覚えた専門用語振りかざして会話。