朝目覚めると

▼高校時代の友人からメール。
「渋谷パルコでゲバラの写真展してるの知ってた? 今日までらしいよ」
それは知らなんだ一生の不覚っ!!
ということでその2時間後にはパルコにいました。そんなものです。

▼今度の新作映画発表を記念しての写真展だったようです。モーターサイクルダイアリーズ
ゲバラのコーナーと、映画に関するコーナーがありましたが、本物のゲバラの写真と映像とがここにこんなにあるのに、ガルシア=ベルナルを見なければならない理由は全くわからなかったので、映画コーナーは無視。

▼写真、素晴らしかったです。
みんなが知っているのは、やや上を向いた有名なカットのゲバラの写真だと思いますが、それよりも素敵な写真はいっぱいあるのです。
かっこいい(なんて言葉じゃ表しきれないのですが)、笑顔が良い、そしてやっぱり眼がいい、すごくいい。
本当、額縁ごと外して持って帰りたい様な写真がたくさんありました。
写真集にも本にも載ってないのは、どうすれば手に入るのかなー。

▼たっぷり写真を満喫して(もっと早く知ってたら通ったかもしれない)、ゲバラの映像をスクリーンで見て、さぁ帰ろうと思ったらミュージアムショップ。
入った瞬間、お金が足りないことを直感、確信。

▼逡巡した末、買ったものとその値段はたぶん馬鹿にされるので秘密。
すでにこれまでの記述で、大馬鹿だと確信されていることとは思いますが。
それにしても、キューバ直輸入とか言いつつ、高い。
ゲバラが聞いたら怒るんじゃないかというくらい。
これがそのままキューバに流れるのならまだ良いのですが、たぶん途中でがっぽり取られるんだろうなぁ。
あと、歴史的な人物の生写真とか、写真の相場はよく知らないのでこれは何とも言えないのですが、展示されているものの中でいくつか、枚数限定で、オリジナルネガからプリントしてくれるというものがあり、これが1枚45000円。
目をこすって、3回くらい見直しましたが、0の数は変わらず。よんまんごせんえん。ほぇぇぇぇ。
でも、今日見た中で、とても気に入ったけど本や写真集に載ってない写真で、このネガからのプリントをしてくれるのなら、買っていたかもしれない自分が一番怖い。

▼そりゃもう楽しんで帰ってきたのですが、待っているのはもちろん全く進んでいない発表の準備で…。