木下ヒーリングヴォイス直之

▼仕事を適当なところで見切って、神保町へ。
三省堂書店で開催される、木下先生の新刊発売記念講演(?)がお目当て。
まつざき師匠は仕事でぎりぎりになるとのことで、早めに会場に行って席を確保。
エスカレーターが5階までしかなかったので、8階イベント会場に行くのに一瞬迷ってしまいましたが、エレベーターが正解だったのか。

▼久しぶりの木下先生は、さすがに少し老けていましたが、それもまた素敵。
最近あまり眼鏡をかけないようで残念がっていたのですが、今日は講演を始める前にかけたので
1人で小さくガッツポーズ。

▼冒頭、「これから私がする話は、すごく嫌う人と、すごく喜ぶ人がいてですね。前者の方がいるとすごく話しにくいんですが、今日ここにいるみなさんは後者であろうということで話をさせていただきます。」の先生の言葉に、
会場前方のお姉様方、爆笑し過ぎです。
別に下ネタ好きではないんですが…直球下ネタ嫌いだし…とぶつぶつ。
この話が終わったころに、師匠到着。

▼基本的には、新刊の裏話、新刊に入りきらなかった写真や諸事情により新刊には載せられなかった写真と、それらにまつわるエピソード。
ちょうど新刊の発売と、テルマエ・ロマエ映画公開の時期が重なったので、書店によっては
テルマエの原作と並べて置いてもらって便乗したとか、
表紙の微妙なとこは帯で隠せるようになってるんですよとか。

▼記念に、テルマエ宣伝用の等身大パネル(1巻表紙の風呂桶を持ったダヴィデ像)をもらったらしいのですが、パネル横に小さく
「展示に支障がある場合は付属の手ぬぐいをお使いください」と書いてあったというのがちょっと面白かった。ちゃんとそんなに気を使ってたんですねぇ。
「ここ(三省堂書店)はどうしたんですか」の問いに、三省堂のお姉様は胸を張って「うちは使いませんでした!」

▼こんな事情で載せられませんでした系の話で面白いのもたくさんあったのですが、ここに書くと支障があるかもということで省略。
しかし久しぶりに先生のお話と声を堪能できたし、もちろんおもしろかったし、よかったよかった。


▼終了後、会場は文化資源の同窓会みたいな状況。
観覧車研究の福井さんが、私のことを覚えてくださっていたのにちょっとびっくりしました。
まつざきさんの噴水講演デビューの地・鶴見で一度お会いしただけなのですが。
文化資源学会のみなさまとすっかり仲良しの師匠は、あちらで飲みたかったのではと申し訳なかったのですが、
人見知りの私につき合ってくださって、2人で神保町の九州料理屋へ。

▼ひたすらチャゲアスの曲が流れる店内、「YAH YAH YAH」が流れている間は焼酎1杯500円という不思議なシステム。
流れた瞬間、イントロクイズかよという勢いで注文。
特上馬刺しも揚げ出しぶり大根も筑前煮もおいしく、煮込み料理の甘さに落ち着くという話をしたり、職場の香水話をしたり、
木下先生のあの声だと今日みたいな話をしても全然いやらしくないからずるいという話をしたりしつつ。
楽しかったのはもちろん、お店も結構良い店でありました。流れで入ったので、場所も店名もまったく思い出せないですが。