黒が茶にかわった! しかしな〜んにもかわらない

▼というわけで、カラーリングのために汐留へ。

「どう頑張ってもその丸顔はどうにもならんよ」
「顔見たら『保護者の了解は得てますか?』とか聞かれるんじゃないの?」
「よくごまかしてまぎれこんだね」
「いろんな人に謝れ」

という友人たちの言葉を背負いつつ、無謀にも○生堂のど真ん中へ。

▼通されたスタジオには、予想外にカラーモデルは2人だけ。
しかももう1人は○生堂のお姉さん。
私の心中はお察しください。

▼「染めたこと一度も無いの? 生まれてこのかた一度も!?」
と、めちゃくちゃ驚かれ。
ええ、提供できるのは1回も染めたことないそこそこの長さの髪と、多少の薬剤や薬品には負けない頑丈な肌だけです。

▼カウンセリングしながら、色を決めていきます。
肌の色を見て色を選ぶのは予想の範囲内でしたが、瞳の色まで見て
「変わった色してるね」と言われびっくり。
白髪も気にしないような人間は、そんな繊細な色の違いには全く気づかず。

▼染めてる最中に、
「日本人の成人女性のヴァージン・ヘアって無いんだよ〜。これくらいの長さあたり5000円で買いたいくらい」
早く言ってください!

▼髪を見た瞬間、「見るからに染まりにくそうな髪だね〜。初めてだし」と言われ、ちょっと明るめに色を入れたら、
びっくりするくらいよく染まりました。
そして、ヘアサロンを海外に展開するときの指導者を育てる場でしたので、
商品を一通りたっぷり使って染めてもらい、
通常スカルプケアとセットで10000円みたいなトリートメントまで使って仕上げてもらいまして、
正直、カラーリング前より髪がつるつるです。
ひえぇぇぇ。

▼紹介してくれた友人が、仕上がりが見たいと言ってくれたので、
友人のいる階までのこのこと。
「すごくいいよ! 似合ってる! 可愛い!」と絶賛してくれたのですが、
比較級で良くなっていたとしても、畏れ多くも○生堂のオフィスのど真ん中でそんなこと言ってもらう姿かたちでは
全く無いのでございます。
オフィスの皆様の視線が痛たたたたたたたたた。すみませんすみません。

▼そんなこんなでお土産までもらって帰宅。
ちょっと疲れたけど、いい経験させてもらったし、いやはや有難い。